April 25, 2007

Babel (バベル)

★★☆☆

10m_1 菊池さんのゴールデングローブノミネートの話題につられてレンタル。
深くて、なんといってもスケール感の大きな映画でした。

とはいえ菊池さんの演技はスゴいのかどうかは最後までよく分からずじまいでした。演技がどうこうよりも、その劇中のキャラクターに共感できる部分が少なく、それでマイナスだったかも。これは菊池さんが演じた役に限らず、ストーリ−が登場人物の軽卒な行動で展開していくところが多く、時に話の流れに必然よりも強引さを感じてしまうところがあったように思います。

また、それぞれのストーリーに一貫してあるテーマとして「性」がある気がします。あるいはここには不必要なんじゃないか?っていうようなところにも唐突に性的な描写が出てきたりするんですが、はたして監督の意思やいかに。人間臭さ、愚かさの象徴、かしらん。

ブラピが中々いい感じ。良い役貰ったね。

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September 28, 2006

Babette's Feast (バベットの晩餐会)

★★★☆

32m 学校の建築の授業で見せられました。原作は20ページくらいの短編だそうな。デンマークの片田舎の敬虔なクリスチャン姉妹のもとで働くことになったフランス人女性のお話。

最初は正直あんまり好きくなかったんですよね。音楽はちょっと変だしなんかキリスト教バンザイ的展開になりそうな予感がしたし。
しかしバベットの作った料理を食べた村人たちがみるみる生き生きしてくる所から

「ありゃ、別にキリスト教バンザイって訳でもないのか?じゃぁ主題は何なんだ?」

って考えだして、最後の

『An artist is never poor.』のバベットの台詞ところでガツンとノックアウトされました。
だいたいこの映画の何が建築と関係あるのか不審に思ってたんですが、そういうことかと。久しぶりに映画でガツンとくる一言に出会いました!

後で知ったけどアカデミー外国語映画賞もとってたんですね。見れば見るほど面白くなるスルメムービーの予感…。

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September 14, 2006

Over the Hedge (森のリトル・ギャング)

★★☆☆

10m アメリカへの帰りの飛行機で鑑賞。製作がシュレックと同じドリームワークスってことでちょと期待。

観た感想としては中々、かな。同じCGアニメーションのピクサーと比べると、ノリの良さや音楽の使い方の上手さが光ってました。大げさな表現が多くて思ったより沢山笑えました。
しかしいつもアメリカの動物物のアニメ観て思うんだけど、表情豊かすぎる動物ってのは日本人にとってはちょとコワいよねぇ。

ちなみに飛行機で上映される映画って手元で原語版と吹き替え版が選べて、日本語吹き替え版も試してみたんだけど1分と経たない内に我慢ならならなくなって止めました。原語版の方は有名なコメディ俳優さんとかが声当てて凄くいい感じなので、これから見る人には是非字幕版をお薦めします。特に飼い猫役のOmid Djaliliがいい感じ!日本ではあまり知られてないと思うけどTVを中心に活躍するコメディー俳優です。

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August 10, 2006

時をかける少女

★★★☆

Poster02……なんか最近アニメばっか見てる気が…。ま、いっか。

全くのノーマークだったんですが、ネットや新聞での余りにもの評判の高さに週に一度の1000均一のサービスデーを狙って見に行ってみました。
結果的には「最高!」とまではいかないまでも、凄く爽やかでとても好感の持てる良作でした。公開されてから結構経ってるみたいですが、上映館の少なさ(なんと東京でもたったの一カ所)も手伝ってか立ち見もでる程の盛況でしたよ。

「時をかける少女」っつったら映画ファンにとってはまず大林監督の実写の映画が頭に浮かびますが、その大林映画のリアルタイムのファンで気になってたまらず見に来たのか、若い人ばかりの観客の中にちらほらと中高年の男性の方も見えましたね。それ以外の人はまぁなんつぅか、アニメファンっぽい人が殆どでしたが…。

なんかね、何気なーく脇役君(ごめん、名前忘れた…)が言った「前見て走れ!」の一言がなんでかすごく印象に残ってます。これはこの映画を象徴する一言でもありますね。
ヒロインはタイムトラベルなんてとんでもないこと出来るのに世界を救うでも無く悪と戦うでもなく、最後まで話が些細な日常的な範囲から出ませんでしたが、それが逆に良いのかもしれません。
完成度が高くエンターテインメントとして上手くまとまってるが故に、逆に見た後観客に何かが伝わるっていうタイプの映画でも無いかも知れないですが、それでもほんのり残る心地よい余韻はいい感じ!

最後にそうそう、これから観に行く方へ。必ず夏の晴れた日に見てくださいね!

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August 02, 2006

Tales from Earthsea (ゲド戦記)

★☆☆☆

6b77f17103638ca753d4m なんつーか、元々映画監督としては素人の人が作った映画ってことは知っていたのであんまり期待してなかったぶん、「思ったより楽しかった」って感じでした。しかし宮崎駿と同じ物を期待していた人はがっかりした人も多いだろうなぁ。

台詞まわしに映像の動きやそのつなぎ合わせ方などはやはりお父さんと比べるとまだ躍動感に欠ける気がします。その丁寧な作り方は”ジブリ映画”というよりTVアニメの”名作劇場”の方に雰囲気が近いかも。
登場人物の設定は説明不足なところが多く、見終わってから「そういやあれって何だったんだ?」って気になることが沢山。ってかしょっぱなから何でアレン君お父さん刺しちゃったかってこともよく理由が分からないし、さらに一番最後にテルーの正体明かされるところでこの映画の中で一番大きな「?」が。何でそうなる?最後に一緒に空飛んでほしかったのか?

しかし時々台詞の中にドキッとする良い言葉が入っていて(よく覚えてないけど「生きることを怖がってる」とかなんとか)その辺りが好きでした。なんか原作の良さに結構助けられたところあるんじゃないでしょうか。

僕は原作は未読ですが今度読んでみよっと。
それにしてもあっしはクモってずっと女なんだと…。

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